接地アンテナの洗礼を受ける
2016.10.08
いやいや、疲れました。
朝から10年ぶりにハンダごてを握って、同軸ケーブルにコネクターを半田づけしたり、各種フィルタを作っていました。

全ての接続が終わり、ドキドキしながらSD330をベランダの外に振り出してリグの電源を入れると…。
聞こえます、聞こえます、久しぶりに聞く独特のノイズ…。

でも、SWRを下げようとコントロールSWをカチカチいじるも、ほとんどのBANDでSWRが2以上です。
一番下がった18MHzでも1.8くらい。

う~ん、一体何が起こっているのか?

ラジアルは、5m×15本をベランダに這わせています。
SD330は自分自身が伸び縮みしてマッチングを取るので、全然心配していなかったのですが…。

は~、がっくり落ち込んでしまいました。

とりあえず、朝から飲まず食わずで作業していたので、肩を落としながらビールの買い出しに出かけました。(現実逃避とも言います)

戻ってから、やけ酒を飲んでいましたが、一点だけ思うところがあり、早速ベランダに出て、ラジアルを1本だけ外壁やベランダに接触させず、宙に浮かせてカウンターポイズとしてみました。(ラジアルを宙に浮かせたらカウンターポイズなのか?と、突っ込まれそうですが…)

ラジアル、アース、接地、カウンターポイズ…言葉より実践です。

結果は?

下がりました!
7MHz~14MHzは、すこーんと1.1まで下がります。
18MHz以上は下がっても1.8位までですが、長さと張り方を調整すれば何とかなるでしょう。

各BANDを聞いた限りですが、十分使えそうです。
7MHzではJT1COが59+で聞こえていました。
コンテストでしょうか? CQ TEST OCと打っていたような?

明日はカウンターポイズの長さと、張る位置の調整で一日かかりそうです。


※覚書
TXとLPFの間に入れるCMF。
同軸は5D-2V、FT-240-#43に8回、FT-240-#61に4回。
(TX→CMF→LPF→SWR計→ANT)
コモン・モード・フィルタ CMF
2016.10.08 23:33 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (0)

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