キャパシティハット(容量環)によるノイズ軽減効果
2016.11.22
キャパシティハットと聞くと、1.9MHzあたりでエレメントの長さを無理やり確保する手段だという印象でしたが、ノイズ対策にもなるとの情報を嗅ぎつけました。
エレメントの先端がとがっているとコロナ放電によるノイズが発生しやすく、円形にすると放電が発生しにくいと理解しました。

老舗のアパマンハムの皆さんは、既にキャパシティハットの恩恵に気が付いておられるご様子で、色々な情報を拝見しました。
要はエレメントの先っぽを丸くしてあげればいいみたいで、直径10cm程度でも効果があるようです。

早速、直径10cmの手作り感満載のキャパシティハットを作ってみました。

効果は…、劇的にノイズが減ったわけではないですが、7MHzと10MHzが静かになった感があります。(Sメーターで2くらい減った感じです)
14MHzでは変化は体感できませんでした。
59+の山手線ノイズは相変わらずで全く効果ありません。

気になるのは、14MHzでのSWRが更に落ちにくくなったことです。
エレメント長は十分にあるのに、キャパシティハットを繋いだことで更にお腹一杯になったのでしょう。
釣り竿の先端が若干垂れ気味になったので、もう1本先端部分を除いてエレメントを短くしてもいいでしょう。

SD330の改造は、もう終わりかなと思っていたところでしたが、まだまだ知らない事がいっぱいありますね。

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ZL4YL 40m CW
YB4IR/8 20m CW
XX9TKB 30m CW
TA3/LZ3ND 40m CW

SFI=75 SSN=0 A=6 K=2

SD-330 キャパシティハット
2016.11.22 23:49 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (0)
SD-330エレメント延長の最終形態
2016.11.20
SD330のエレメント延長に味を占めてからすぐにアマゾンで更に長い釣り竿(4m弱)を注文していました。
また、今日は秋葉原に出向いて屋外用の結束バンド(紫外線による劣化対策)を購入しました。
屋外用の結束バンドは、以前はロケットに置いてあったのですが仕入れをやめたとのこと、お向かいのネジ屋さんで扱っていたのでここで購入しました。

SD330のエレメント延長形態を強度や防水を考えて最終的に仕上げる為です。

まず、ノーマルのエレメントを接続する箇所を画像のように黒いキャップ(ロケットで購入)で防水しました。(ここに大型クリップでエレメントを接続します)
釣り竿は一番細い先端を1本外して(垂れ下がり防止)先端を自己融着テープで防水処理しました。(竿の付け根も同様に防水処理)
この竿に長さ3.8mのビニール線を真っ直ぐ張って結束バンドで固定して、SD330に接続するための大型のクリップにハンダ付けしました。

竿の根元をポールに結束バンドで固定してSD-330の最終形態の完成です。
SD330の角度は防水の事を考えて変更しませんでした。
若干、エレメントが長すぎたのか14MHzのSWRが気持ちよくスコーンと落ち切らない(それでもSWR 1.2)のが気になるくらいで、後は問題ありません。

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ウォーキングから帰って2200JST頃から30mを聞き始めました。
10123.5KHzのXZ1Aは聞こえません。
10109KHzのYB4IR/8は強く入感していたのでUP1で呼んでQSO。

この時間、10102.0KHzにT77C、10103.0KHzにOX3XRがいるらしいのですが聞こえませんでした。
10104KHzのOZ1HDFの弱いCQが聞こえるくらいです。(弱いので呼んでいません)
10116KHzでV63YYが聞こえてきたので(弱かった)クラスタに上げましたが、すぐにいなくなってしまいました。

今日はここでアンテナを収めて店じまいです。

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YB4IR/8 30m CW

SFI=77 SSN=22 A=3 K=1

SD330 防水

SD330 エレメント延長
2016.11.20 22:44 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (0)
続・SD-330のエレメント延長
2016.11.16
アマゾンで注文していた釣り竿(軽量グラスロッド 最長/330cm・最小/60cm・重量/104g・素材/グラスファイバー・Amazon.comで1,580円)が今日届いたので早速SD330のエレメントを延長しました。

最初は、SD330のコイルの部分に直接釣り竿を抱き合わせようと思っていましたが、配線を絡めた竿は以外と重く却下、SD330を取り付けているポールに結束バンドで固定しました。

配線はカウンターポイズ用に作っていた3.75mの線を利用して、SD330のエレメントの根元にクリップで繋ぐようにしました。
こうしておけば、風の強い日など、釣り竿を振り出せない時にSD330単体でも使用出来ます。

延長してみての結果です。

・18MHz以上が使えなくなった。(7MHz~14MHzが使えれば問題ないでしょう)
・薄く聞こえていたDXの信号やノイズが『ぶ厚くハッキリ』聞こえるようになった。
・Sメーターで、2~3よく聞こえるようになった。(以外にノイズは増えていない)
・QSY時の調整が楽になった。(帯域が広がったためと思われます、気持ちよくスコーンとSWRが落ちます)
・調整なしで隣のBANDが良くきこえるようになった。(10MHzにいて、14MHzのL/PのEA8TLがハッキリ聞こえました)

どこかのブログに書いてありました。
一回エレメントを延長したら元に戻れなくなると…。

もう、元に戻すつもりはありません。(風の強い日にノーマルで使用する程度でしょう)
振り出したり、収めたりするのも以外に簡単に終わります。
釣り竿も配線も黒色なので、下から見上げて見てみましたが夜間は全く見えません。

延長したエレメントのおかげだと思いたいのですが、今日はCONDXがいいのでしょう、今日のQSO結果です。

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R26MDXC 30m CW
SE2T 20m CW
9A702YM 20m CW
V63FA 40m CW
V63YY 30m CW
V63GW 30m CW

SFI=77 SSN=29 A=7 K=1

SD-330のエレメント延長
2016.11.16 22:14 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (0)
Elecraft K3s
2016.11.03
今、一番欲しいRigはElecraftのK3sです。

理由は単純で、世界中の電信の手慣れ達が、こぞって使用しているからに他ありません。
G3TXF、ON4UN、W9KNI…その他大勢のCW使い達が申し合わせたようにこのリグを使っています。

過去にDXerやコンテスターが、Drake TR7、 TS-830S、TS-930S、FT-1000D…等々を選んだように理由が絶対にあるはずです。

もっと言えば、私はSSBやRTTYやPSK31はやらないので、CW ModeだけのCW専用機を2,000ドル位で販売してくれたら、発売前から振り込みますよ…きっと。

Elecraft - K3s
2016.11.03 01:11 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (0)
8-Day Contest Calendar by WA7BNM
2016.11.02
WA7BNMが提供しているコンテストカレンダーです。
- . ... -♪と、聞こえてきた時に、今日は何のコンテストだろう?と調べるのに重宝します。

http://www.hornucopia.com/contestcal/weeklycont.php

8-Day Contest Calendar by WA7BNM
2016.11.02 22:29 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (0)
SD-330の使用感をレポート
2016.10.29
今日は雨のためアンテナを振り出せないので無線はお休みです。
ZL7Gも出ている様子で、PHONEは全くやらないのですが、CQ Worldwide DX Contest SSBの前日なので、CWで"飛びチェック"をしているDXがいると思い、是非QRVしたかったのですが残念です。

さて、SD-330を使用し始めて約一か月経ちました。

以前の環境(14階建てマンションの12階角部屋のベランダに設置した4m×4mのMDRF、地上高35mくらい、EUとNA方向に開けていてVK/ZLは建物の真裏)と比べた使用感になります。
今の環境はマンション12階の角部屋で高さは同じ35m位ですが、最上階なので上が開けています。
真北からVK/ZL方向は開けていて(西アフリカ方向にタワーマンションあり)、正面はインド洋から南AF方面になり、NA/SAは建物の裏側になります。

以前のようにアンテナを出しっぱなしに出来る環境ではないので、ポールを回転させてアンテナを振り出すように工夫しました。
定石通り、建物から電流の腹の部分が出来るだけ離れるように努めました。
カウンターポイズは5m×5本をベランダの床から10cmと20cm、外壁から10cm離した位置に3本と2本束ねた状態で張っています。

この条件でSD-330を使用していますが、驚いたのは7MHzの飛びです。
以前は全くパイルになっていない太平洋の島々を呼んでも、結構QRZを打たれてトラウマになっていて、7MHzにはほとんどQRVしていませんでした。
ところが、SD-330の場合は、聞こえていれば(パイルは別)ほぼQSO出来ています。

今の環境では、日中にアンテナを完全に振り出すのは難しそうですので、QRV出来るのは陽が落ちてからになります。
7MHzがストレスなく使えるのはありがたいことです。

QSYも簡単で、慣れたら数十秒で隣のBANDに移動することが出来ます。
当初、同社のHF20CLやHF30CLの購入も考えていましたが、モノバンドのモービルホイップを何本も購入するよりよっぽど安くつくと思います。

いやいや、2mに満たないエレメントで、こんなに飛ぶとは思っていませんでした。
これが正直な感想です。

SD-330

SD330

このポールの先端にSD-330を取り付けて振り出しています。
外壁から離していますので、少しだけ振り出した状態でも、14MHz以上ではT31T等とQSO出来た実績があります。(金具やポールは全て秋葉原のロケットで購入しました)
モービルホイップを振り出す

カウンターポイズです、洗濯バサミが大活躍しています。(笑)
SD-330のカウンターポイズ
2016.10.29 00:15 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (0)

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